*・・Q&A・・*


.その他担当職員の方への質問

質問:現在、譲渡を希望する愛護団体への引き渡しを行っていらっしゃいませんが、その事についてはどのようにお考えですか?

回答:昔は確かに、このような施設の者の間に愛護団体へのアレルギーのようなものがあったのは事実。
(施設や職員へ対して直接、非難・中傷が続いた時代もあった)
今は、そのような事は薄れつつあるが、何かと問題点も多く、なかなか踏み切れないのが実状。

問題点
・持ち込まれた、捕獲された動物に病気が多いこと
・検疫をしてから団体へ渡さなければならず、正直、負担が大きすぎる。
・保護しておけるスペースがない。

ただ、これからの課題である・・・という前向きなご意見もありました・・




質問:当県では、平成14年度より動物実験払い下げ廃止となりましたが、率直なご意見をお聞かせ下さい。

回答:はっきり言って、管理されていない動物を使っても意味がない。
特に薬剤関係での実験では、センターの動物達の使用は全く意味が無いし、役に立たないはず。(年齢など詳細なデータがない為)

動物実験に払い下げる際、県でお金をもらっていたのか?の質問に
健康チェックを行っていたので、その手数料くらいはもらっていた。
それでも、他に比べ安い為に利用されていたが、個人的には廃止になって良かったと思っている。




質問:岐阜市では現在、譲渡数が処分数を上回っているが、その件に関して率直なご意見と今後の取り組みをお話ください。

回答:まず言えるのが、市単位だからできることだと思う。
(現に、当県にも市の動物愛護センターがあるが、殺処分回数は週に1回程度で当センターの1日1回よりはるかに少ない)
このように、入ってくる(収容する)犬猫が少なくなれば、おのずと出来ることも多くなるだろう。
ただ、当センターは現在、危険防止の方向に舵を取られているが、岐阜市では「生かすため」の方向に舵を向き変えた事がこういった成果につながった事は素晴らしい事だと思う。




質問:東京都などでは、インターネット上にて迷子を探している飼い主の為に情報提供を行っている。
また、兵庫県などでは、一部の犬(成犬も含む)の里親探しをネット上で行っているが、その件についての率直なご意見と今後の取り組みをお聞かせ下さい。


回答:正直、素晴らしい、うらやましいと思う。
ただ、当センターでは何と言っても収容数が多すぎる。
東京都では、職員数も当センターの5倍ほどはいるし、収容件数も少ない。
また、都内では、迷い犬・猫の問い合わせも多い。
今の状況では、当センターでは物理的にも到底無理があると思う。
今、当センターが行っている迷子の問い合わせについては、
・直接見に来て貰う
・電話で問い合わせて貰う
の2つの方法。
正直言えば、直接来て貰うなり、電話を貰って、話しながら書類をめくっていった方が、効率的なので、なかなか実現は難しいものがある。

また、HP上での里親募集については、今のところ、子犬の希望者はたくさんいる為に特に考えていないが、そのような必要性が生じれば一部公開もありえると思う。
(注:現在、HPは作成されていません。HPがあったらと仮定した上でお聞きしました)


*放し飼いの末に捕獲された子や、迷子で捕獲された子、また他の人に持ち込まれた子達は、たったの1週間しか猶予がありません。
「1週間もすれば、帰ってくるだろう・・」と悠長に待っている間に、センターへ持ち込まれ、「殺処分」されてしまうかもしれません。
「たったの1週間」という期限も、あまりにも短く感じはしますが、現状のセンターでは、確かにそれ以上の収容は無理があるように思いました。
何と言っても、行政はなかなか重い腰をあげてはくれません。
しかも、それが人間ではなく、動物の事なら尚更です・・・
行政に文句を言う前に、やはり一人一人が責任を持って飼う事が大事だと思います。
(大体、犬の放し飼いはしてはならない事なのです)
そして、万が一迷子になってしまったら、まず始めにセンターへ連絡を入れる事です。
(センターの方も「1週間内にどうか探しに来て欲しい」とおっしゃっていました)
1匹でも「殺処分」数を減らす為には、私達一人一人がきちんとした意識を持って動物と暮らす事が何より大事だと思います。


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