メモ書きを元に、覚えている限りを記しています。
           足りないところ、聞き間違い、覚え違いもありますので、ご了承ください。

           また、正確な表記が確認できない固有名詞に関しては、耳にした音をそのまま
           カタカナで表記しています。

 

地裁刑事301号法廷 平成15年4月23日

開始時刻

 11:00
終了時刻  12:00
事件番号/事件名  平成14年(わ)第992号
 器物損壊、動物の愛護及び管理に関する法律違反
被告人  大久保 雄路 (おおくぼ ゆうじ)
担当部係  刑事部1係
裁判官  x渕 進
書記官  xx井 善成

 

報道は4名。

被告の育ての親である祖父母及び被告人が弁護士と一緒に現れ、それぞれ被告席、傍聴席へ。
クッキーちゃん飼い主と思われる夫婦の姿もある。

被告人は濃いグレーのスーツに、淵の青い細身のめがねといったいつもの姿。

裁判官、弁護士、検察官との間で提出書類の確認をし、被告祖母の証人尋問が始まる。

 

 == 弁護士と証人の尋問 ==

 

証人、大久保xxが証言台に立ち宣誓をする。

裁判官より偽証罪の説明を受けた後、弁護士からの尋問が始まる。

 

弁 「あなたは雄路君の戸籍上の養い母親、養母ですね?血のつながりで言えば祖母ですね?」

証 「はい」

弁 「年齢は67才ですね?」

証 「はい」

弁 「あなたの夫であるx夫さんは、どんな仕事をしてますか」

証 「水道工事業です」

弁 「70才という年齢ですね?」

証 「はい」

弁 「お店は仕事がちゃんとあるのでしょうか?」

証 「あまり、ありません」

弁 「殆ど、お店を閉めたような状態ではないですか?」

証 「はい」

弁 「それでも、時折注文はあるんですよね?」

証 「昔からのなじみの注文があります」

弁 「月にして何件ぐらいありますか?」

証 「2〜3件です」

弁 「生活はどうしてますか?」

証 「年金生活です」

弁 「ご主人とあなたで、年間どれぐらいの年金を貰いますか?」

証 「250万ぐらいです」

弁 「現在一緒に暮らしているのは、雄路君とあなた方だけですね?」

証 「はい」

弁 「あなたの息子であり雄路君の父親であるx一さんから、何らかの形で経済援助はありますか?」

証 「ありません」

弁 「雄路君の弟、xx君は現在大学に通ってますよね?どこの大学ですか?」

証 「xx大学です」

弁 「xx大学の文学部の心理学科に在籍してますね。仕送りはどのようにしてますか?」

証 「僅かな蓄えの貯金の中から、切り崩して送っています」

弁 「授業料はいくらぐらいですか」

証 「83万円です」

弁 「それは年間ですね?」

証 「はい」

弁 「それ以外は、どうしてるんですか?」

証 「本人がアルバイトなどをして(稼いでいます)」

 

弁 「雄路君が犬を殺したとして逮捕されましたよね。宇都宮中央警察署でしたよね」

証 「はい」

弁 「あなたは中学時代雄路君が、ハツカネズミやハムスターを殺したことを知っていましたか?」

証 「判りませんでした」

弁 「犬を殺して逮捕されたときの気持ちはどうだったんですか?」

証 「(しばらく間をおいて) 何だかびっくりしちゃって、パニックみたいな状態でした」

弁 「実際には、あなたの心の中には漠然とした不安があったんじゃないですか?」

証 「多少はありました」

弁 「昨年3月カマ川で猫が殺されて、木に釣り下げられてる事件がありましたよね?」

証 「はい(涙声)」

弁 「近所で話題になりましたよね?」

証 「はい」

弁 「雄路君がやったのでは、と不安になりませんでしたか?」

証 「はい。あんたがやったんじゃないかと問いつめましたが、俺じゃないと否定しました」

弁 「雄路君じゃないかと思った理由は、どんなことだったんでしょうか?」

証 「雄路が、精神的に不安定な状態が見えましたので・・・(以下、書き留められず)」

弁 「具体的な内容は後で聞きますが、いつ頃から精神不安定な状態が出てきましたか?」

証 「タキxx病院に勤め始めて・・・ 自傷や不眠症で薬を・・・ 」

弁 「眠れない、朝起きれない状態で薬を飲んだことがあるんだね?」

証 「そうです」

 

 

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