動物保護法令(TSchV)

 

2001年6月27日改正案

 

1981年5月17日動物保護法令は下記のように改正される

 

【第1章 動物飼育のための一般的食物供給】

 

第1条 飼育状況

1.動物は正確な方法で肉体的機能を妨げない用保つ。

2.食物()や動物小屋、居住場所、世話に関しては動物として本来要求されている

  状況と同等にする。

3.動物を常時繋いでおくことは禁止。

4.医療のために動物を使用する場合、この法令は免除される。

 

第2条 食物()の与え方

1.動物には十分な餌と水を与えること。グループの場合はそれぞれが適量を得られる

  ように調整すること。

2.その食べ物()はその動物が本来要求する物であること。

3.生きた動物を餌として与えられるのは野生動物のみである。

 

第3条 世話

1.動物が病気やケガをしないようにすること。健康障害を防ぐ場所で飼育されること。

2.定期的に動物を飼育するための設備(状態)と健康をチェックすること。動物の健康

  障害が発生した場合は正確に対処することが飼い主の責任であること。

3.病気やケガをしている動物はすぐに病院に連れていくなどの適切な処置を行うこと。

  不治の場合は永久睡眠方法により永眠させること。

 

第4条 動物の居住場所(家、小屋)

1.動物が外部環境に順応出来ない場合は家や小屋などを用意すること。

2.その場所は動物の日常生活に使用がないようにする。立つことや横になることが

  問題なく出来ること。

 

第5条 動物の居住枠(囲い)

1.居住枠とは屋外、屋内(カゴ、魚のための水槽なども含む)など動物が飼育、居住

  する場所。動物の移動用のカゴは含まれない。

2.その居住枠は動物が安易に傷ついたり、ケガをしたりしない様に作ること。

3.その居住枠の大きさは動物が適当に動けるように作ること。

4.数匹の同種の動物が共存する場合は全てが自然に動き生活出来るぐらいの大きさ、

  広さを保つこと。別種の動物が共存する場合はそれぞれのグループ同士で集まったり、

  別種を避けることが出来るよう囲いを区別する必要がある。またそれぞれの種が

  それぞれの習慣に合うような場所を作ること。

 

第6条 立つ場合の居住枠、箱、鎖やロープのシステム

 動物が立つ場合の居住枠、箱、鎖やロープは動物が自由に立ったり横になったり出来る

 ようにすること。鎖やロープは動物が傷つかないように使用すること。またそれを

 定期的にチェックすること。

 

第7条 居住場所の温度

1.適度な温度、換気を保つこと。

2.自動換気扇を使用する場合は故障時のための予備を準備すること。

 

 

【第2章 動物看護士】

 

第8条 研修

1.最終的に技能認定証を取得できる動物看護士の研修では、動物飼育と適切な世話に関する基礎知識と特定分野のより深い知識を授ける。

2.研修は認定された研修機関で実施される。

3.研修機関はコースを編成し、自習を奨励する。

 

第9条 試験

1.研修機関で12ヶ月間の実習を受け、州によって編成された準備コースに出席したことを証明できる18歳以上の者は試験資格を有す。

2.連邦獣医学局(以降、「連邦局」とする)の監督の元、州は研修機構と共に技能認定資格試験を準備する。

3.試験を準備する州当局は、連邦局の特別な書式で技能認定証を発行する。認定証はスイス全土で有効とする。

4.州は試験費用を徴収することができる。

 

第10条 試験規則

国家経済連邦局(以降、「局」とする)は、技能認定証取得のための規則を制定する。

 

第11条 動物看護士の就職

1.職業として野生動物を飼育している、または職業として動物を販売している機関、実験、動物愛護ホーム、診療所のために動物を飼育、繁殖、販売している機関、および愛玩用動物を繁殖、飼育している機関は原則として、技能認定証を有する資格のある看護士に動物の世話と監督を担当させるように手配する。看護士の人数はその種と数によって決定する。

2.科学的な知識と過去の経験から判断して、当該動物が飼育しやすく、特別な専門知識を持たない者でも世話できる場合は、技能認定証を有する看護士を雇用する必要はない。

3.州当局は例外として、技能認定証を有する看護士の代わりにそれに匹敵する専門知識と能力を持つ者を雇用することができる。

4.「動物診療所」は獣医師によって経営され、病気の動物を診断して治療する所を意味する。

 

 

【第3章 家畜化された動物】

 

<第1節 一般規定>

 

第12条 定義

「家畜」とは家畜化された動物のことであり、馬、牛、豚、羊、およびヤギといった種類の動物のことを指すが、この中に外来品種は含まれない。また、飼いならされたウサギ、犬、猫、家禽(雌鶏、七面鳥、ホロホロチョウ、ガチョウ、アヒル、ドバト)も定義に含まれる。

 

第13条 畜舎の床

1.床は乾きやすく滑らない材質にする。寝床は保温の必要性を満たすものにする。

2.薄板張りの床、抜き打ち穴の開いた床、または方眼状の床は収容している動物の大きさと体重に合わせる。薄板張りの床は平らで、個々の梁は動かないようにしっかり固定する。

 

第14条 照明

1.家畜をずっと暗闇に閉じ込めてはならない。

2.可能な場合は、動物が一日中または一日の大半を過ごす収容施設を、自然光で明るくする。日中、動物がいる場所を照らす最低レベルの照明は15ルクスとし、家禽の場合は5ルクスとする。

3.一日に16時間以上、収容施設を人工照明で照らしてはならない。

 

第15条 畜舎での行動管理

収容施設内の動物の行動を御する目的で、電気ショックを与える先端の尖った鋭利な装置や器具を使用することを禁ずる。個別に調整できる家畜用くびきの使用、または放し飼いになっている収容施設内で一時的な手段として電気柵を使用することのみ許可される。

 

 

<第2節 牛>

 

第16条 子牛の飼育

1.子牛には鉄分の豊富な餌を与える。

2.生後3週間以上の子牛には、藁、干草、または同類の飼料を任意に与えてもよい。

3.子牛に口輪をはめてはいけない。

 

第16a条 子牛の収容施設

1.生後4ヶ月以下の子牛につなぎ網をかけることを禁ずる。例外として、躾のためと給餌の間に短いつなぎ網を使用してもよい。

2.生後2週間〜4ヶ月の子牛は群れと共に収容する。例外として、常に戸外に出られる収容施設に収容してもよい。

3.個別に収容されている子牛は、同じ種族の動物とのアイコンタクトを常に取れるようにさせる。

 

第17条 寝床

1.生後4ヶ月までの子牛、乳牛、出産の近い若雌牛、および種牛には、十分かつ適切な寝藁を寝床に敷く。

2.収容施設/構内を修復または建造する場合は、その他の牛たちにも十分かつ適切な寝藁または柔らかくて柔軟性のある材を寝床に敷く。

 

第18条 仕切り棒の編成方法

つなぎ網につないで飼っている牛は定期的に、年間最低90日間は戸外で自由に活動させる。

 

第19条 放し飼いにしている収容施設

1.収容施設内で放し飼いにしている牛の場合は、動物たちが互いに接触を避けられるように、寝床の回廊部分を設計する。

2.寝床が仕切りで区切られている、放し飼いの収容施設の場合、動物の数は寝床の仕切り数を超えてはならない。

3.出産または病気の動物を収容する特別な畜舎を設ける。

 

 

<第3節 豚>

 

第20条 鼻による地面掘り

豚には、藁、粗飼料、またはその他の適切な資材を鼻でかぎまわる時間を十分に与える。

 

第21条 床と寝床

1.雌豚用のクレートと繁殖用の雄豚の囲いの床、子豚を飼育するための囲いの床で、薄板張りまたは目打ち状にしてもよい部分は前者が50%以下、後者は3分の2以下とする。

2.豚小屋を修復または建造する場合、豚は目打ち状になっていない寝床で寝かすものとする。

 

第22条 個別の収容施設

1.繁殖用の雄豚と肥育する豚はクレートで飼育してはいけない。この要件は、標準に満たすために飼育中の重量が不足している肥育用の豚には適用されない。

2.雌豚は繁殖期間だけクレートに収容してもよいが、この場合は最大10日までとする。

3.豚をつなぎ網でつないではならない。

 

第22a条 集団で収容する場合

1.集団で収容されている雌豚は、給餌している間だけ給餌房または給餌兼寝床房に囲ってもよい。

2.給餌する場所と寝床が一緒になっている房の収容施設では、回廊部分は動物が向きを変え、容易にすれ違うことのできる程度に広くしなければならない。

 

第23条 分娩用畜舎

1.分娩用畜舎は母豚が自由に向きを変えられるくらい十分なスペースを確保するように設計する。分娩中、雌豚は例外的な場合のみクレートに収容してもよい。

2.分娩の数日前は、十分な長さにカットされた藁、または巣作り行動に適したその他の資材を分娩用畜舎に置く。授乳期間は、十分な量の寝藁を分娩用畜舎に置く。

 

第24条 子豚用のケージ

子豚は2つ以上の輪金のついたケージで飼育してはならない。ケージの上部は開いた状態にしておく。

 

 

<第3節a 家畜用の兎>

 

第24条a 集団での収容能力と収容施設

1兎には干草や藁のような粗飼料を毎日与える。兎がかじれる物を常に提供する。

2.若い兎の場合は通常、生後8週間は一羽だけで収容してはならない。

 

第24b条 柵、ケージ、および収容施設

1.ケージは以下の通りとする。

 a.床部分は、付表1の表141および142、項目11に準拠した寸法とする。床部分がこれより狭い場合は、床の上から最低20cm高いところに(板などの)部分を設置して、動物が身体を十分に伸ばせるようにする。

 b.少なくとも一部は動物が直立できる高さにする。

 c.動物が引っ込みたいときに利用できる暗い場所を設ける。

2.エアコンを使っている部屋でおいてのみケージに寝藁をしかなくてもよい。

3.出産間近の雌兎の場合、柵とケージは巣を作ることのできる仕切り形式のものを提供する。雌兎がクッションにできるように藁やその他の適切な材質を提供する。雌兎は子兎から離れられる別の仕切りや子育て用の仕切りに移動できるようにする。

 

 

<第4節 家禽>

 

第25条 設備

1.給餌と飲み水のための適切な設備の他、以下を提供する。

 a.すべての種類の家禽で、繁殖用の鳥や卵を産む雌鳥には安全で暗い柔らかい床か、寝藁を敷いた巣箱を提供する。

 b.繁殖用の鳥、卵を産む雌鶏、七面鳥およびホロホロ鳥、および家鳩には、適切な止まり木と羽根板を敷いた床を提供する。

 c.アヒルには、水浴び場を設ける。

 

鳥たちがこれらの設備に直接アクセスできるようにする。

 

第26条 嘴のクリッピングと雛鳥の屠殺

1.餌を普通に食べられないほど深く嘴をクリッピングしてはならない。

2.屠殺用に選ばれた雛鳥たちを生きているうちに重ねて積んではならない。

 

 

<第5節 収容施設と設備に対する許可>

 

第27条 認可規則

1.牛、羊、ヤギ、豚、家畜用兎、および家禽のための収容施設と設備を大量に作る場合は、本法令の第5条の適用範囲内で許可を得ることが要求される。

2.動物が互いに頻繁に接触する設備を収容している場合は、許可取得の対象となる。そのような設備とは以下の通りである。

 a.給餌場および水飲み場

 b.床の覆いと糞切り用のすのこ

 c.動物の行動を管理するための仕切り、柵、および設備

 d.動物をつなぎ網でつないでおくための設備

 e.巣箱

3.収容施設(ケージ、ボックス、畜舎、小屋)は、すでにその一部が許可されている場合であっても、施設全体としての許可を取得しなければならない。

 

第28条 許可取得手続き

1.地元の製造業者または輸入業者は、連邦獣医学局に対し、品目の評価に必要な書類を提出の上、許可申請を行う。

2.品目を実際に試験する必要がある場合は、農場経営および農業工学スイス連邦調査本部(FAT)または他の的確な機関で実施する。連邦局は相当する費用の見積もりを申請者に送付する。

3.申請者は自費で関連する収容施設や設備を試験のために提出する。申請を処理するためにかかる費用を事前に請求される場合がある。

4.連邦局は許可証を発行する。許可証には当該品目の利用に関して有効期限や条件と要件が定められる場合がある。

 

第29条 動物収容施設委員会

1.局は15人以下のメンバーで構成される諮問委員会を指名する。諮問委員会には連邦と州、動物保護、動物飼育および動物収容施設建造を研究している有力な科学者と専門家の代表を含める。

2.局は議長を指名する。その他は、あらゆる点で委員会は独立した団体である。委員会は独自の手順規則を定めるものとする。連邦局は委員会に事務的なサービスを提供する。

3.連邦局は、動物収容システムと屋内設備に関するあらゆる事項を委員会と協議してもよい。委員会は連邦局が言及する申請書と実技試験の結果について意見を表明する。

 

第30条 標識と発行

1.製造業者や輸入業者は動物収容システムと設備に認定番号を付け、認定に関連する条件と要件を定めた指示書を動物の飼い主に提供する。

2.連邦局は認定証と「連邦獣医学局会報」に定められた条件および要件を発行する。

 

 

<第6節 犬>

 

第31条 犬の飼育

1.犬を閉ざされた構内で飼育している場合は、毎日必要なだけ散歩をさせる。可能なら、散歩は戸外で行う。

2.つなぎ網でつないでいる犬には、自由に動き回れるように最低20cmの領域を確保する。輪縄式首輪でつなぐことは禁ずる。

3.戸外で飼育されている犬には犬小屋(シェルター)を与える。

 

第32条 牽引用の犬

1.牽引する目的に適した犬だけをこの目的に利用してもよい。特に病気の犬、妊娠後期の犬や授乳期にある子犬は不適切とみなされる。

2.牽引用の犬には適切なハーネスをつける。

 

第33条 狩猟犬の訓練

1.穴を掘って棲む動物を狩るために利用する犬の訓練と試験は、州当局によって認定された人工的な穴でのみ行うものとする。

2.そのような穴が認定されるのは以下の場合とする。

 a.水平な通路の全区画、または穴の底を開くことができる。

 b.狐と犬の動きを特殊装置で監視することができる。

 c.犬と狐が直接接触することがないようにゲートシステムが設計され、そのように操作することができる。

3.穴追跡訓練または穴追跡試験を犬に実施する際は、州当局に通知しなければならない。州当局は訓練・試験全体を監督するための手配を行う。州当局は穴の数または訓練・試験の数に制限を設けることができる。

 

第34条 犬の訓練

1.犬の訓練および試験中に、犬を罰するために過度な厳格さを示したり、または発砲したりすること、ならびにニードルカラーを使用することを禁ずる。

2.訓練用器具を使って動物に怪我・大きな苦痛を与えたり、挑発したり、極度な恐怖を与えてはならない。

3.電気ショックを与える、聴覚信号を発する、または薬物を使用する訓練用器具の使用を禁ずる。ただし、訓練中に口笛を吹くこと、またはボーダリングシステムを専門的に利用することは許可される。

4.申請があれば、州当局は特別な必須知識を持つ者に対して、特別なセラピーの目的のために、第3項で挙げられた器具の使用を許可する場合がある。

 

 

<第3a章 動物避難所およびペット用の動物>

 

第34a条 定義

1.動物避難所とは、老齢の動物や所有者のいない動物を飼育する施設のことを指す。

2.ペット用の動物とは、動物に対する興味から、または人間へのコンパニオンとして室内で飼育される動物、またはこれら目的のために飼育される予定の動物のことを指す。

 

第34b条 動物避難所および販売を目的の繁殖施設とペット用動物の飼育の通知

1.動物避難所が運営されている、または運営する予定である場合は、州当局に通知する。

2.販売目的の繁殖やペット用動物の飼育がされている、または予定されている場合は、州当局に通知する。

3.以下を提示するものとする。

 a.責任者

 b.品種と動物の最大数

 c.飼育する団体の規模、数、および計画

 d.動物看護士の数と研修内容

 

 

【第4章 野生動物】

 

<第1節 一般規則>

 

第35条 定義

1.家畜化された動物(第12条)以外のあらゆる動物ならびに研究実験用に育てられたげっ歯類は野生動物とみなされる。

2.以下の動物は野生動物と同様に扱われる。

 a.野生動物と家畜化された動物との交配種の第一世代。

 b. a)によって誕生した子孫の間から生まれた交配種。

 c. a)によって誕生した子孫と野生動物の間から生まれた交配種。

 

第36条 給餌の禁止

野生動物を飼育し、一般に公開している機関は、どんな種類であろうと、訪問者が動物に餌を与えることを禁止する。この禁止条例は水鳥には適用されない。

 

第37条 野生動物の捕獲と収容

1.獣医師の指示によってのみ、野生動物を捕獲するために薬物を使用することが許される。当該の動物は薬物の効果が切れるまで観察下に置かれる。

2.パニックに陥りやすい動物を新しい囲いに入れる場合、その囲いの境界がどこにあるのか動物にはっきりとわかるようにする。当該の動物が新しい環境に慣れ、群れに加わったときにその行動を監視できない間は、当該の動物を既存の群れの中に入れてはならない。

 

<第2節 野生動物の飼育許可>

 

第38条 野生動物の専門的飼育

1.以下は、野生動物を職業として飼育する機関とみなされる。

 a.動物園、サーカス、ドライブインパーク、野生動物公園、動物ショー、イルカショー、鳥類飼育場、水族館、生態動物園、またはその他の同様の施設で以下に該当するもの。

   1)入場料を徴収して訪問を許可するところ。

   2)無料で訪問を許可するが、営利団体(レストラン、ガソリンステーション、店、または輸送サービス)と関連して運営されているところ、または一般的な観光アトラクションとして運営されているところ。

 b.実験、卵、肉、毛皮、または同様の目的のために野生動物を専門に飼育している機関。

 c.狩りのために野生動物の繁殖を行っている機関。

 d.一般に向けて一時的に行う動物の展示会。

2.養魚場、調理用の魚を飼育するための池、および別々に運営されている水族館は除外される。

 

第39条 私人による野生動物の飼育

以下の野生動物を飼育するには、職業としていなくても許可が必要とされる。

 a.ラマ、アルパカ、およびその交配種、ならびに食虫動物および小型のげっ歯類以外の哺乳動物。

 b.ダチョウ、キーウィ、ペンギン、鵜、ヘビウ、鷺および鷺類、フラミンゴ、昼行性の猛禽、鶴、渉禽、大型のコンゴウインコおよびコッカトウ、夜行性の猛禽、ヨタカ、ハチドリ、キヌバネドリ、大型のサイチョウ、nectariniidae(和名不明)、ゴクラクチョウ。

 c.ゾウガメおよびAfrican spurred tortoises(和名不明)、海亀、ワニ、大型イグアナ、Chamaeleo

calyptratus(和名不明)、Tupinambis sp.(和名不明)、ムカシトカゲ、全長1m以上のオオトカゲ、Varanus mitchell(和名不明)、Varanus semiremex(和名不明)、アメリカドクトカゲ、毒蛇、ボアコンストリクター以外の3m以上に成長するboidae(和名不明)。

 d.オオサンショウウオ

 e.海や河川では1m以上に成長する魚。ただし、釣りに関する法律で指定された国産種は除く。

 

第40条 制限事項

1.飼育が極度に困難な動物の場合、適切な飼育要件を満たしていることが公認の専門家によって証明されない限り、州当局は許可を与えないものとする。

2.上述した第1項は特に、以下の種類の動物に適用される。

 a.カモノハシ、コアラ、ヒヨケザル、lesser anteaters(和名不明)、大アルマジロ、scally anteaters(和名不明)。

 b.あび類、カイツブリ、procellariiformes(和名不明)、ネッタイチョウ、カツオドリ、グンカンドリ、ヘビクイワシ、野雁、アジサシ、ウミスズメおよびウミバト、アマツバメ(在来種の雛鳥は除く)

 c.marine iguanas(和名不明)、カメレオン。ただし、Chamaeleo calyptratus(和名不明)、Phython boeleni(和名不明)、海蛇は除く。

 d.ゴライアスガエル。

 e.遠洋に生息するサメ、 リーフに生息するサメ。

 

第41条 認定手続き

1.飼育者は動物を飼育する州の州当局に申請する。

2.サーカスや旅回りの動物ショーの場合、動物が冬季を過ごす場所または動物の定住地のある州が、認定を下す州となる。冬季を過ごす場所および定住地が海外である場合は、サーカスまたは旅回りの動物ショーが第1回目のショーを開催する州を、認定を下す州とする。連邦局の輸入許可証と共に関連する許可証が発行される。

3.申請書は以下を特定する。

 a.動物を飼育する目的。

 b.当該動物の種と数。

 c.囲いの大きさと型

 d.動物を職業として飼育している機関の場合は、動物を担当するスタッフの数と資格。

4.動物園、サーカス、および類似の施設(第38条第1項a)は、連邦局の特殊様式で申請する。

 

第42条 許可に関連する条件

1.構内、囲い、および設備は各種動物のニーズを満たさなければならない。これらは居住する動物の数に適合させ、各種動物を飼育する目的にかなったものとする。円形劇場で働くことの多いサーカス用の動物の囲い、短時間だけ動物を置く囲いは、付表2で指定された最小基準を完全に満たさなくてもよい。

2.厳しい天候、訪問者による妨害、騒音および排気ガスから動物を保護するために特別な注意を払う。

3.獣医による定期的な健康診断を受けさせる。この条例は一時的な動物の展示会と動物を飼育している個人経営による小規模な機関には適用されない。

4.野生動物を飼育している機関が、技能認定書を保持する動物看護士を雇わなくてもよい場合、申請者は動物の担当者が動物を世話する技能を有していることを証明するものとする。

5.一時的な動物の展示会の場合、申請者は、展示会終了後、動物が適切な場所に収容されることを証明しなければならない。

 

第43条 認定の適用範囲

1.認定証は動物園、サーカス、および類似の施設(第38条第1項a)に対し、連邦局の特別な様式で発行される。認定の適用範囲は、一定の種の一般的な範囲内か関連する範囲内に限定される場合がある。認定証には、技能認定証を保持する動物看護士の人数に関して最低要件が指定される。一般的な認定期間は無期限とする。

2.第38条第1項bおよびcの範囲内で野生動物を飼育する機関に対する許可証は、一定の種に限定される。許可証には、囲いの大きさ、囲いごとに許可される動物の数、技能認定証を保持する動物看護士に関する最低要件、および必須である麻酔と畜殺手順が規定される。一般的な認定期間は無期限とする。

3.その他の許可証(第38条第1項d、第39条、および第40条)は、許可証が適用される動物の種と数を指定する。認定期間は最高2年まで有効とする。個人が動物を大量に飼育する場合、州当局はその者に対し、技能認定証を保持する動物看護士を雇用することを要求し、動物看護士の最低人数を指定することができる。

4.条件と義務が付随する許可証には、動物の給餌、世話、収容施設に関する詳細な要件が規定される場合がある。

 

第44条 検査と通知要求

1.許可証の所有者は州当局の指示に従って、飼っている動物の数を正確に記録する。

2.所有者は収容施設を大幅に改築したり、動物の数を変更する場合は、事前に州当局に通知し、州当局は新たな許可証が必要かどうかを決定する。

3.州当局は、野生動物を職業として飼育する機関を、最低でも年に1回の検査を実施する。2回連続して検査に合格した場合、当局はより長い期間を置いた後で検査を実施することができるが、3年以上の期間を置いてはならない。

 

 

【第5章 広告目的の使用動物の取引】

 

第45条 認可

1.小動物の市場取引きと売買を提供する展示会は動物取引許可(第8条、第1)が必要とされる。この準備はローカルの出来事に当てはまらないものとする。

2.家畜ディーラー・ライセンスは、1995年6月27日の動物流行性病法令の第34条、第1項の範囲内の家畜を取り引きする許可と等価である。許可は、第34条、第2項の範囲、動物流行性病法令の家畜の商売では必要にならない。

 

第46条 認可手続き

1.動物を取り引きする、あるいは広告目的に動物を使用する許可の申し込みは、州の権威にあるものとする。組織者は小さな動物を交換する市場を保持するか、動物が売られる展示を組織する、あるいは広告に動物を使用する許可を求めるものとする。

2.動物を取り引きする許可のための適用は指定するものとする。

 a.商用オペレーションのタイプおよび規模

 b.サイズ、家屋敷のタイプおよび装置

 c.動物を担当するスタッフの数および資格

3.動物を交換事業にて隣接させて展示する場合、第41条第4項の記述を前提として行うこと。

4.目的の広告のために動物を使用する許可のための適用は指定するものとする

 a.関係のある動物の種および数

 b.動物が使用される条件およびその使用の持続

 

第47条 許可認定の条件

1.動物を取り引きする許可は志願者が以下の場合に与えられるものとする。

 a.スイス本社事務所にて永住登録されている

 b.適切な家屋敷、囲いおよび装置を保持している

2.野生動物を短期間中、展示目的で所有する場合、州の当局では規定された付録2の最小の必要条件を完全に同意した場合のみ許可を与える。

3.動物への害または怪我を受けないであろうことが保証される場合、広告目的で動物を使用する許可を与えられるものとする。

 

第48条 認可の範囲

1.州の当局は出席者が熟達証明書を保持しているか、又、保持している場合の数を決定する。もし所有する動物を飼う充分に適用する能力があることを示すことができれば、熟達証明書なしで限られた数の動物を取り引きする許可が与えられる。

2.小さな動物の商売の市場を保持するか、動物が売り出される展示を組織するか、あるいは広告にて動物を使用する許可は、動物が害または外傷を受けないだろうということを保証することを指した、ある条件および必要条件に従うものとする。その許可は制限のある期間内で有効であるものとする。

3.一般に、他種の動物の交換許可は無制限であるものとする。

 

第49条 検査

1.少なくとも2年ごと、州の当局は、動物を交換するために認可されたビジネスを検査する。

2.認可されたディーラーは、州の権威指示に従って、所有中の動物の正確な記録をとる。