
| 実例 日本国内のケース | |
| サカキバラ | 1997年 神戸連続児童殺傷事件 当時、中学3年生男子が顔見知りの小学生男児を殺害、学校の門に頭部を放置するなど残虐な手口で社会を震撼させた。 ・小学校高学年頃から10匹以上の猫を殺害 ・友人に切り取った猫の舌を見せるなど動物虐待を誇示 ・頭部放置事件数日前にも猫3匹を切り裂いて殺害 友人による本人の供述 「3匹の猫を殺して手足と首を切り、中学校の正門前に三角形に並べて置いた」 <暗い森 より抜粋> ・殴打事件前には猫を殴打し殺害 ・「私方の家族は皆、猫が嫌いです。理由は以前我が家で飼っていたサスケという犬の餌を、野良猫が横どりして食べたり、裏庭にはいってきて糞をしていくことから、家の近所に住み着いている野良猫が嫌いなのです。以前、女房が裏庭にやって来る野良猫を威すために、BB弾を発射するピストルを買ってきていました。このピストルは私も使ったことがありますが、バネの力で弾を発射するようなピストルで威力もそんなに強いものではありませんでした。」父の証言 もともと裏庭にある小さな菜園を猫がたびたび荒らしに来るのを見かねた母親がBB弾というプラスチック製の小さな球形の弾をガスの力で発射するエアガンを買ってきて撃っていたことが、猫殺しへの罪悪感や違和感を希薄にさせていた。ある日彼は猫に石を投げつけた。猫は痙攣して果てた。それが猫殺しの発端となった。殺し方は残虐を極め、小学校を卒業するまでに20匹の猫を殺した。酒鬼薔薇聖斗という新しい人格をつくりあげたのはその頃のことだ。<「少年A」14歳の肖像より抜粋> ・<以下 読売新聞 97年5月28日より抜粋> 正門前で猫の死体を発見したのは近くの新聞配達員(49)。淳君の頭部が見つかった数日前の午前五時すぎ、門北端の郵便受けに新聞を入れようとして、約三メートル離れた所に子 猫二匹が死んでいるのを見つけた。 一匹はあおむけに倒れ、もう一匹は足を刃物のようなもので切断されていた。ちょうど淳君の頭部が置いてあった辺りだったという。 連続通り魔事件の直前にひん死の 猫を見つけたのは、同中学から北東約一・五キロの同区中落合の主婦(62)。飼っていた 猫が突然いなくなり、数日後、全身を棒のようなもので殴られた状態で、近くの空き地でぐったりしていた。 連れ帰って看病したが、翌日死亡。その数日後の三月十六日、市立友が丘中から北西に約七百五十メートル離れた住宅団地内の市道などで、女児二人が通り魔に相次いで襲われ、市立竜が台小四年生が死亡、三年生が二週間のけがをした。それぞれ、友人との待ち合わせ場所に行く途中で、亡くなった女児は鉄パイプのようなもので後頭部を殴打され、もう一人はナイフのようなもので腹部を刺された。 いずれも凶悪な事件が起きる前に、動物が虐待されている点で類似性が強く、捜査本部は、犯人が犯行を“予告”した可能性もあるのではないかとみている。 <朝日新聞 97年5月29日> 神戸市須磨区で起きた土師淳君(11)殺害事件の現場周辺で二十八日、一帯のニュータウンで続発している猫や鳩の虐待と今回の事件等の間に奇妙な接点が浮かんだ。動物虐待のケースの中には、淳君事件殺害の場合と似て、意図的に「学校」を死体遺棄の現場に選んだ例もある。そして猫狩りパトロールにあたった愛猫家たちがニュータウンのあちこちで「聖斗」の落書きを目撃していた。淳君事件と動物虐待、学校はつながるのか。 -中略- ・ここ2年ほどの間、一帯のニュータウンでは飼い猫が相次いで行方不明になった ・足を切断された猫の死体が友が丘中学校の正門前に置かれていたのは淳君の事件の数日前。頭部が見つかったのと同じ正門。人目につくように置かれた状況はそっくりだったという。 ・犯罪者の精神医学を研究し、約3百人の犯罪者の精神鑑定をしてきたという国際医療福祉大の小田晋教授は、足を切断された猫の目撃について「殺人事件と関連で注目すべき点」とみる。「哺乳類動物、とくに猫を殺すというのは、重大な犯罪の予兆であることが多い」 |