「そうだよ。」
お兄さんネコは子猫に近づいてくると 優しく子猫を見つめました。

「君のことをだいじに思ってる人間が とてもたくさんいるってことさ。
その人たちは 君のことを思ってるんだよ。
祈ったり、行動にうつしたり。
このリボンはね、
遠くはなれた人の優しい想いがこめられてるんだよ。
そら、においをかいでごらん。」

子猫は そのうちのひとつに
そっと小さな鼻をよせてみました。
そこから つたわってきたものは、
あふれてくるような安心感、
きびしいけれども頼りがいのある意思、
それから......限りない優しさ........
子猫の胸に あまずっぱいような気持ちがこみ上げてきました。

なんだろう
ぼく、赤ちゃんネコじゃないのに、
こんな気分になるなんて
おかしいや...........








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